FC2ブログ

花橘と。 | 主に更新のお知らせなど。日記・呟きなどなど。

恋と悪魔と黙示録~

ずっと読む暇なくて先日ようやく拝見しました。身代わり魔術師~!面白かったー。
以下ネタバレ要注意~


名もなき悪魔のむごい姿を目の当たりにして心が揺らぐレジナ。
正しくないことと知りながら道を踏み外す人。清貧であることばかりが人間ではない、というかそうでないからこそ感情を持つ人間らしいというか。
レジナはこれからもきっと迷い悩み蟠りを抱えながら色んな経験をしていくんだろうなーと思いました。でも最後に、人として命を全うしたいとアガルに宣言した場面では、やはり彼女の強さが垣間見える。だってあれほど(つんでれだけど)真摯にレジナを求めてくるアガルがいて、彼女も彼を慕っていて、なのになお同じ時の長さを生きようとは決断しない(あるいは彼女の兄のためにできないのか)、そしてその上で一緒に恋をしようと想いを打ち明けてしまえる強さ!彼女が聖爵であるから?そんな彼女だから聖爵なのかな?
でも強いというよりは、あの告白のシーンは勇気を振り絞った彼女の度胸といったほうが正しいのかな。
あとレジナの好きなところはそのビブロフィリアな一面。アガルやマチェラ姫もまた。分かる。本の素晴らしさ、活字の素晴らしさ。
で、悶絶したのはバレクの愛らしさ!ぼてぼて、とかもみゅもみゅ、とか!擬態語に悶絶!うあああ可愛いいいいって叫びながら四肢をばたつかせたよ!バレク可愛いあんな姿をしておいて攻撃特化型(?)!愛しのヴィネト様!荒ぶるヴィネトが面白い。ヴィネトといえば彼は毎度の「~~」「卿」「冗談でーす」というレジナとの掛け合いも様式美となっていて面白い。
アガルは毎度の言葉遣いが素晴らしく愛らしい。淑女のような恥じらいと偶の本気オーラとのギャップがいい。とてもいい。レジナに怒ってもどうしても彼女が気になって傍をうろついてしまう、素晴らしい。あの壊れてしまった自鳴琴は今後登場するのでしょうか。ていうかアガルの今回の髪型(ターバンぽいのを巻いたときの)は前回の騎士風の出で立ちのそれよりもずっと素敵でした。榊空也さんのイラスト素敵・・・とうっとりしてしまう。あの色使いです!彩度下げて、くすんだ感じの、懐かしさを感じる色!特に赤~オレンジの色が綺麗。これは私が好きだからか。
でもようやく二人が互いに恋をしていると自覚されましたね。アガルの直球な愛情表現は読んでいてとてもすっきりします。もったいぶらない。本人比で天邪鬼な言動は多々ありますが、素直な時はとても素直。それがいい。
小説を読んでると主人公たちの状況にストレスを感じるときがあるんですが、この恋と悪魔と黙示録にはそれがないので最初から最後まで面白く読める。不躾ですが、糸森先生すげええええ・・・と壮大に感動しました。

スポンサーサイト



Posted by 花橘 on  | 0 comments  0 trackback

Leave a reply






管理者にだけ表示を許可する

Trackbacks

trackbackURL:http://xxtokohanaxx.blog.fc2.com/tb.php/141-3b5dc358
該当の記事は見つかりませんでした。